こもれび日記

カラス

最近、あおば事務所がある北本市は、カラスがたくさんいます。 日中はさほど気にもなりませんが、朝、夕は大変なことになっています。 おそらく、市のはずれの「里山」といわれるあたりに「ねぐら」があると思われますが、夕方になると住宅地の上空でそれぞれの「もち場」から集結して旋回し、一斉にいなくなります。その数は、1000羽くらいいるだろうと思われる大集団です。 そんな集合時に出くわしてしまうと、恐怖を感じてしまいます。空が、真っ黒なんですから…。 「ねぐら」に帰ったカラスは、翌朝、また決まった時間になると「もち場」に散って行きます。 昨日の台風の朝、窓から外の様子をうかがっていると…。 私の家は、地上45mの位置にあるため、いつも鳥の目線で地上を見ています。 つまり、鳥は見ている私と同じ高さを飛んでいるわけです。 台風の激しい暴風雨の中を、カッパを着て駅に向かう人たちを見て、「働くって大変だなあ…」と思っていたら、目の前を黒い物体が横切りました。 カラスでした。 必死で羽ばたくものの、少し進むと突風にあおられてでんぐり返しのように飛ばされ、体勢を整えてまた飛ぶ。 どんなに吹き飛ばされても、向かっている方向は同じです。 思わず、「なんで、今、飛ぶ??」とつぶやいていました。 カラスにも、「今日やらなければいけない仕事」があるんでしょうかね。 なんだか人間ぽくて、笑っちゃいました。 ●**● なかまち

2013年10月17日