こもれび日記
「士」と「師」
ふと、考えた。
社会保険労務士、弁護士、税理士、行政書士、武士?・・・。
医師、教師、薬剤師、美容師、調理師・・・。
「士」と「師」の違いは、何なのだろう?
こういう疑問が湧くのは、わたしだけではないようです。
調べてみるとそれぞれの「士」と「師」は、もともとの意味には違いがあったようです。
教育出版㈱のEduco Netによると、
「士」は、「成年の男子」「役人」の意味で、転じて「学問や教養のある人」「事を処理する能力のある人」「さむらい」をいい、称号や職業名につけたそうです。
また、この用い方に由来して、国家試験等によって取得する資格の名称にも用いられるようになったようです。
「師」は、「多くの人々」「いくさ」の意味があり、「師団」などの語に用いられ、転じて「教え導くもの」をあらわし、技師や教師など接尾語的に用いられて、技術者や専門家を示すようになったようです。この「師」もこのような用い方に由来して、一定の国家試験等で取得する資格の名称に用いられるようになったとのことです。
・・・ということは?
もともとの意味は違ったけれど、今は職業に就く資格に用いられる「士」と「師」には
はっきりした違いがないということでしょうか?
いやいや、違いがあるんだ。
ということをご存知の方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください。
くすみ
2013年9月11日