こもれび日記

どんな結果になっても

高校球児の夢の舞台、甲子園大会に出場するためには、まず埼玉県で約165校の頂点に立たなければなりません。 そして今日、その埼玉県大会の抽選会が行われます。つまり、メンバー表も今日、提出されるわけです。 わが子のチームで言えば、部員90名のうち、ベンチ入りできるのは20名。もちろん、この大会に向けて死に物狂いでがんばってきたのは20名ではありません。 この日の子供たち(特に3年生)の気持ち、それを決めなければならない監督・コーチの心情を思うと、心臓が痛くなる思いです。 だけど、たとえ努力の結果が『背番号』という形として残らなくても、この3年間の経験は、色々な形で蓄えられていると信じています。  目標を持って、達成するための努力をすること  人から教えられ、それをまた人に教えること  自分を支えてくれる全ての人に感謝すること 現代社会で失われつつあることを、野球を通じてしっかり吸収しているはずです。 特に、親子関係が希薄になっているといわれる中、高校生の息子とこれだけ密に関われたことは、親にとっても得がたい宝物です。 今日の結果がたとえどんなものであっても、帰ってきた息子を「よくがんばった!」と褒めるつもりです。 ☆なかまち☆

2012年6月19日