こもれび日記

とうりゃんせ発祥の地 川越 三芳野神社

こんにちは、社会保険労務士法人あおば労務経営事務所の矢部です。 社会保険労務士という仕事は歴史から学ぶことが多く、歴史の探求は仕事に通じる部分があります。 今回は川越市にある三芳野神社を紹介したいと思います。 一説によれば三芳野神社は童謡『とうりゃんせ』の舞台だと言われています。 『とうりゃんせ、とうりゃんせ ここはどこの細道じゃ 天神様の細道じゃ ちょっと通してくだしゃんせ 御用のないもの通しゃせぬ この子の七つのお祝いにお札を納めにまいります 行きはよいよい 帰りは怖い 怖いながらもとおりゃんせ とおりゃんせ』 子供の頃はこの歌を聴いて、何が怖いんだろうなーなんて漠然と思っていました。 あるとき川越城のことを調べていて歌詞の秘密を知りました。 この歌詞は先日アップした川越城と深い繋がりがあるそうなんです。 実はこの三芳野神社は江戸時代は川越城の敷地内に建っていました。そのため庶民は気軽には参拝でき出来ず、見張りの監視も大変厳しかったそうです。特に参拝客が帰る際には城内の機密事項を漏らさないように厳しく管理されていました。 そのことを揶揄して、行きはよいよい 帰りはこわい になったそうです。             現在も立派な本殿が残っています。

2013年9月17日