こもれび日記
我が家のヤモリさん
ここ数年のこと。夏の夜。大体時間は、8時頃。
わたしが夕食の準備をしていると、キッチンの窓の外側にヤモリさんが張り付きます。
我が家のキッチンの調理台、水道は、窓際にあり、わたしはヤモリさんの食事の様子を見ながら人間の食事を作ることになります。
ヤモリさんは、光に集まってくる小さな虫や、蛾を、捕まえます。
狙いを定めるとそーっと、本当に ”だるまさんが転んだ” をやっているように(子どもの頃こんな遊びをしませんでしたか?)忍び寄り、そして最後は、それはそれは見事な速さでパクリと食べます。
わたしはヤモリさんの事は基本的には好きなのです。でも大物の蛾を捕まえたヤモリさんが、口に収まりきらないまだ動いている蛾の羽をモリモリ食べているのを見ると・・・。ちょっとテンションが下がります。そして、食欲も下がります。
でも、ヤモリさんが来ない日は、なんだか物足りないというか、さびしい気がします。
毎日は来ないんです。そして不定期。
今夜は、来てくれるかな。
くすみ
2012年8月7日