こもれび日記

高校野球って

前回お話しましたが、先日夏季大会のメンバーが発表になり、息子は残念ながらメンバー入りはできませんでした。しかしながら、不測の事態に備え、補欠として練習を続けています。 多少の浮き沈みはあるものの、気持ちを切らさずがんばっている息子は、ちょっと大人になったように見えます。 この間、ふと考えました。高校野球の3年間を荷車を押して進むことに例えると… 投手をはじめとする守備力が右輪、打力と機動力が左輪…の荷車を、前から監督・コーチが引っ張り、後ろからは父母会・学校・メンバー外の部員、地域の方々…それはそれはたくさんの人が手を添えて押していくようなものだと思います。 両輪の大きさのバランスが崩れればまっすぐは進まないし、時に小石が挟まって動かなくなることもあります。アップダウンの激しい道を進み続けた先には目指す山があり、荷車をとりまく全ての力をこめて登り始めるのです。車輪はきしみます。でも、だからといって引き手と押し手が手を離せば、荷車は山を転がり落ちることはあっても勝手に登って行くことはありません。 野球に限ったことではありませんが、これはすごいことなんだと、改めて思います。  感謝の気持ちをこめて、精一杯の努力で突き進んでほしいものです。 ☆なかまち☆

2012年6月26日