こもれび日記
ねむり姫
我が家には、「大男」と「美魔女」の間に、もう一人娘がおります。
入社2年目。先輩が退職したりして任される仕事も増え、人間関係等、色々な面でストレスを抱えているようです。
ほぼ毎日、家に帰って来るなりリビングの床にヘッドスライディングしては、「もう、いやだあああああ~」とジタバタしています。
それでも彼女なりの責任感で、休むこともなく、朝は一番出社を目指して必要以上に早く家を出て行きます。
定休日は水・木のため、私とは休みが合わず、ちょっとした小競り合いが発生します。
お互いに「休みの日は寝ていたい」派なのですが、彼女は土日には寝ている私を無理やり起こしに来ます。「朝ごはん作って~」だったり「話し相手になって~」だったり。
結局、私はいつもどおりの朝です。
それなのに!! 水木の朝、私がいくら起こしても、彼女は絶対に起きません。
起きてたまるかと言う意志がビシビシ伝わってきます。
で、あきらめて仕事に出かけ、仕事帰りに買い物をしてヘロヘロになって家に帰り着き、「ただいま~」と娘の部屋をのぞくと…
朝に見たそのままの姿で寝ているんです。
もう…何というんでしょうか…あごが外れるくらい愕然です。
これまで、浮いた話ひとつない娘に言ってやりたい。
「ねむり姫はね、何年眠り続けても美しいままだけど、
あなたは寝ている間に青春も輝く若さもなくなっていっちゃうんだよ~!!」
ああ、こわいこわい。
☆なかまち☆
2012年12月4日