こもれび日記

恥ずかしさの極み

知り合いに熱心な政党員の方がいます。 選挙の前には必ず候補者の紹介と投票のお願いにあいさつに来ます。息子の同級生のお母さんということもあり、毎回、きちんとお話をきくようにしていました。 先週の土曜日、「今日は一日ゴロゴロするぞ~!」と意気込んでいたところへ、ピンポーン♪の音。近くにいた息子がインターホンで応対しました。 「はい。います。少しお待ちください。」‥「母ちゃん、◎◎さんだって。」 やばい!!ゴロゴロする気満々だった私は、髪を一つに縛り、前髪は上にあげておでこ丸出し、もちろんスッピン。センスのかけらもないタンクトップに短パン。露出多め。とてもじゃないけど、人前に出られる姿ではありません。 でも、今更、居留守は使えない‥。まさに「どうする?!わたし!!」の状態で、とりあえずヘンな上着を羽織り、おでこを隠しながら、そお~っと玄関のドアを開けました。 「こんにちは~!」明るい声の後に、「あっ」‥と困惑の声が漏れたのを私は聞き逃しませんでした。そして、少し気まずい間があった後、「よく出てきてくれた!!」と、拍手されてしまいました。 正確に言えば、『よくその姿で出てきてくれた』‥もっと言うなら『よくその恥ずかしい姿で出てきてくれた』‥というところでしょうかね。 結果、私はその恥ずかしい姿のまま、延々と候補者のプロフィールを聞くことになったのでした‥。 ☆なかまち☆

2013年7月19日