こもれび日記

若者チャレンジ奨励金

現在ちまたで話題になっている『若者チャレンジ奨励金』をご紹介します。 若者チャレンジ奨励金とは、職業経験の少ない非正規社員の若者に対して、正社員に登用することを前提として研修をした場合にその研修をしたことに対して支給される助成金です。さらに正社員として継続して雇用するとさらに助成があります。 なんといってもこの助成金のポイントは助成額の大きさと使いやすさです。助成額は最大で1企業2,800万円、業種は問わず、対象者は現在雇用している期間雇用の社員でも、これから採用する方でも可能です。 対象者の要件                                      ●35歳未満で過去5年間に3年以上継続して正社員として働いたことがないこ ●キャリアコンサルタント(職安などにいます)に面談してこの制度への参加が必要だと認められること ●期間雇用や短時間労働などの非正規労働者であること   訓練の要件  ●自社内の実習訓練(実際の職場で働きながらの研修)と座学(職場を離れた研修)を組み合わせた訓練であること   ※自社の社員を講師として研修してもOKです ●訓練期間が3ヶ月以上2年以下で、訓練時間が平均して1ヶ月あたり130時間以上(うち座学が1割以上)あること 助成額    ●訓練期間中 1人1月あたり15万円 ●訓練終了後 正社員として雇用した場合 1年経過後50万円、2年経過後50万円    ※1年度に計画できる訓練の上限は延60ヶ月まで。つまり対象者3人に6ヶ月間訓練を実施した場合は18ヶ月 上記以外にもここでは書ききれないポイントがたくさんあります。訓練計画の提出や訓練カリキュラムなど細かな要件が定められています。 この助成金を活用し社員のキャリアアップや能力向上を図りたい事業主の方は是非助成金担当の矢部までご相談ください。

2013年6月5日