ここのメリットは大きいです。
電話の向こうに専門家がいて何でも聞ける安心感と調べ物をする手間の削減は大きいと思われます。そのうえ、手探りで手続きをしていると「これで本当に大丈夫なのだろうか?」という疑問や不安感が付きまとうこともありますが、今後こうしたことから解放され晴れやかになります。
例えば、一つ社会保険上で具体的にいうと、主には40歳、60歳、65歳、70歳において比較的メジャーな節目があり、事務担当者はそれぞれの時に業務があります。
また、社会保険は近頃4年に一度総合調査が行われるパターンですが、標準報酬月額が正しく手続きされていないと遡及して訂正をしたり、場合により従業員にも多大な迷惑をかけてしまう事態も想定されます。
なお、標準報酬月額が決定、変更、訂正されるタイミングの種類は大きく分けて4つもあります。
こうしたことを抜かりなく正しく手続きすることは思いのほか大切で、会社の求心力にも大きく影響します。
「うちの会社ってちゃんとしてない!」と思いながら社員さん達は本気で業務を頑張ることは考えにくいですね。でも中小企業にはありがちな事ですね。
今と昔で「いい会社」の定義が大きく異なってきます。昔は「稼げる」会社がいい会社という傾向がありましたが、今では「コンプライアンス」が大きな価値基準になっています。会社が法令違反をしながら、社員に会社のルールを守れ!と言っても説得力がないですね。そういうことです。
そして事務担当者は、その会社の社員であるからこそ遂行すべき仕事に邁進できることになります。