あおば事務所が旗頭として取り組んでいることは「組織活力向上支援」ですが、そのためにも並行して力を入れているのがこの「労働問題対策」です。
このことのメインは「労使紛争予防(会社が窮地に陥らないことを含む)」です。
近頃では「モンスター社員」という言葉もあるように、問題を意図的に起こしてくる人物も増えてきています。ここは専門家の知恵がものをいうところですね。
労使紛争予防には、経営者としての部下とのかかわり方、組織のビジョン設定や示し方、懲戒の方法、褒め方、もめごとの分解整理、そして義務ではないがあらかじめ準備しておくといい労使間の書式などをほぼ全てオリジナルでノウハウを構築しております(なので他で入手不能といえます)。
その結果として(これは大体の肌感覚ではありますが)、担当させていただいている顧問先様の労使紛争発生確率が極端に低い状態を維持しております(もちろん紛争回避が最終的に成功するかどうかは経営者の総合力によるところ)。
あおば事務所が担当する顧問先様は約250件ですが、紛争にまで発展した事例は1年に1件発生するかしないかの状態です。過去を振り返るとギリギリのところを回避したことは多々ありますが、その都度、顧問先社長の特性と案件を総合的に考慮して、アドバイスさせていただいております。
「紛争を回避する本当の肝」は、やはり単に知識としての情報ではなく、人の感情や心理に深く精通し豊富な実戦経験からひらめく知恵と言えます。この肝の部分は法律論ではありませんね。この労働心理アドバイザーとしての顧問先社長への寄り添いが当事務所の大きな付加価値の一つと考えております。